やりたいこと2

前回何をどこまで書いたか忘れた(そして恥ずかしいので読み直したりはしない)が、ここで、1.興味のある事柄、2.好きなこと、3.人生を捧げるに足ると思うもの、を、階層を無視してとにかく並べてみよう。

 

1.興味のある事柄

世界の真理、具体的には、(時空の)ミクロな構造、現在の宇宙の構造、初期宇宙、これから(何百億年のスパンで)世界はどうなるのか、ブラックホール、宇宙ひもやモノポール、将棋は先後どちらの勝ちか、理想の彼女はいるのか。

観測問題。タイムトラベル。意識はどこから来るのか。人工知能

 

2.好きなこと

物理的要請から数学的な仮定を置き、そこから数学的に出てくる物理的に非自明で面白いものを知ること、例えば(聞いた話だが)ローレンツ不変性とかいろいろをひもに要請すると世界が10次元でなければならないとか。その他、数学の世界でいろいろ考察することによって生まれる新しい発見。

量子力学ではアドホックな仮定としていたスピンが相対論的に考えると勝手に出てくるような、そういうお話。

 

3.人生を捧げるに足ると思うもの

数学的に、厳密に、物事を解明すること。

 

ついでにやりたくないことを挙げると、煩雑な計算。

 

書いていてはっきりしたが、どうも自分は(少なくとも人生を捧げるという面において)厳密なことがやりたいようである。もちろん数学も、無矛盾性を証明できないとかもっとメタ的に記号論理学が厳密かどうかとか、そういう意味で厳密ではない。完全ではない。ただしまあそこら辺は僕からしてみればまあ十分に厳密である、と思う。

では、興味のある事柄の中で厳密にするとなるとどうだろうか。例えば宇宙論、特にインフレーション辺りは、(聞きかじった話では)ちょっと暗にしている仮定が多すぎるように見える。時空のミクロな構造はどうだろうか。それを調べられるのが弦理論である。弦理論で、数学を使っていろいろ考えたい。煩雑な計算は頑張る。その中で、面白い物理的結論が得られれば最高である。

 

まとめると、時空の構造を弦理論等を使って調べたいというところである。もうちょっと具体的に何を使いたいかというのは、まだわからないし、これからいろいろと(ちゃんと)勉強していくうえでだんだんわかっていくのではないかと思うし、めぐりあわせのようなところもあるのではないかと思っている。また、それゆえ、特にこの先生の下につきたいというのは、今はまだない。院試志望先はどうしよう。